現在、医療期間に勤務している看護師の数と国家資格の発行数との間には、約65万人という大きなギャップが存在します。過酷な労働環境、結婚や出産、育児などによるブランクからスキルの不安や責任の重さが職場復帰にブレーキをかけるなど、看護師がワークライフバランス(WL8)を保つことが困難になっているためです。
当連盟では、「看護の領域」を広げ魅力的な労働環境をつくり、ナースが女性として、母親として、専門職として、広く社会で活躍することをサポート致します。
【1】スリーピングナース(潜在看護師)の顕在化プロジェクト
◆2005年~ 潜在ナースのインタビューを開始
◆2009年~ アンケート調査を開始
現在までで15,000人のアンケート調査を実施。現在も提携先や個人のアンケート調査を実施中です。この実際の声を医療現場に還元し、人材の定着化、離職の防止、再就職の促進へと寄与しております。
【2】市民活動
◆1997年~
個人活動としての堅いママ座談会、ママセミナー開始。全国20ヶ所
◆看護師のスキルを活用した堅いママ育成プロジェクトは、フローレンス・ナイチンゲールの「看護覚え書き」の内容を反映して企画。今後、在宅がメインになる地域医療では、ケア連携の為にも、家族に1名看護教育を受けた人材が居ることで連携のスムーズになる。NISは看護を女子教育の一環として、看護・予防・堅いママ育成を行う。
◆感染防止:インフルエンザ等ウィルス感染の予防セミナー、マスク、手洗い、うがいの始動など、地域の小学校などで開催。マスクの開発事業にも寄与する。
◆2009年 CAMナース、セラピストの育成に寄与。一般社団法人統合医療塾(統合医療医の育成期間)とコラボし、CAM専門ナースの教育事業をサポート開始。
◆2009年5月、11月 「医療と市民を繋ぐ市民教育フォーラム」を東京、名古屋で開催
◆2010年~ NIS健康相談の無料サービス開始
【3】看護職の専門知識と技術を社会化するプロジェクトを開始(職域開拓)
◆メディカルマーケティング事業(リサーチ・インタビュアとしての職域)
◆IT企業との健康システム開発事業(ダイエット系・保健指導系・健康増進企業・研修企画)
◆教育事業(教材企画開発)・講師業
◆医療コンサルティング事業(新規立上事業・アドバイザリー業務・僻地医療・継承事業)
【4】東日本大震災に一般ナースの派遣活動と支援活動
◆2011年4月~6月
本吉市民病院にて、小児科医、助産師、保健師、看護師、薬剤師、カイロプラクターのチームを結成し、DA医療チームとしてリレーションで2泊3日の一般ナース派遣を継続的に実施。
◆2011年7月 気仙沼小学校の児童たちに、NHK趣味の園芸とイベントに協賛し、東北のシンボルである「紅はな」の花束を届ける。
◆2011年10月16日
水戸協同病院の大講堂にて、NIS連盟企画運営で、水戸ナース300名被災地復興チャリティー開催。その収益全額を水戸協同病院院長から水戸市長に寄付、被害を受けた偕楽園の補修に使われた。
【5】NIS連盟の教育事業
◆2009年~「看護力UP研修」スタート。このNIS主宰の研修は、「看護師の依頼の声」で始まり、「看護師目線で企画・運営」され、その成果は「即実践、明日から使える」し、費用は「どこよりも安い」と好評で、2015年3月まで通算246回、のべ約7000人の研修を行っている。
◆2011年夏~「闘魂外来のサポートプロジェクト開始」。闘魂外来とは総合診療科の徳田安春教授と志水太郎医師による、救急外来を舞台にした、後期研修医が診察から治療までを受け持ち、実践的な総合診療力をアップさせるというユニークな教育システムで、そこに看護師を派遣して、研修医の実践教育をサポートするとともに、自身の看護力の向上を図るもの。闘魂外来は2011年夏から
水戸協同病院、2014年11月から東京城東病院(江東区)で実施。
◆2015年~ 闘魂ナース(闘魂外来に参加する看護師)の教育プロジェクト開始
【6】海外看護師研修の企画プロジェクト
◆UCLAでの医療研修の参加。薬剤師、看護部長研修、専門ナース研修などを提携企業であるミレニア社とのコラボで開催。
◆カンボジア サンインターナショナルクリニックへの看護研修
【7】足の大学
2014年2月、病院のどの科に行けばいいのかわからない「足病難民」の救済や足病変の予防のため、統一された正しいアセスメントと、現場のフットケアが出来る人材を育てるために作 られたフットケアスクールを開設。
◆アメリカの最新の足病学に基づいた「フットケア・メディカル・カリキュラム」
◆プレメディカルYOBO協会 「足の大学」メディカル部門カリキュラム発足
【8】ナースのためのHAPPY COLLECTIONト
いつまでも輝き続けるナースになるために、ココロとカラダを、ナースの必須アイテムであるナースウェアを通して、看護職をより元気に健康にするためのイベントを、足の大学とともに協賛。