世代間交流(Family AID) 地域創生コミュニティーハウス:ナイチンゲールハウス

2020年、F.ナイチンゲールの生誕200年を迎えます。
彼女の著書である「看護覚え書き」は今から約160年前に記された看護のバイブルです。その著書に記されたメッセージには、「看護は特別なものでなく、生活の中にある」と書かれています。現在、私たちを取り巻く社会は、高齢者の介護問題、医療費問題から、少子化、虐待、貧困、将来への不安など、生活に直結する社会問題が深刻化しています。
ナイチンゲールスピリット連盟は、信頼や安全、安心、お互いの助け合いを大切にする豊かなコミュニティづくりを行う ことで、健康の維持増進に繋がると考え、世代間、大家族ソーシャルヘルス「ナイチンゲールハウス」を提案いたします。「ナイチンゲールハウス」の住人をひとつのロールモデルとすることで、さらには地域住民のヘルスプロモーションに拡大していくものと考えます。
このヘルスプロモーションは、国家試験を持っているにも関わらず就業していない看護師(スリーピングナース)やコメディカル人材の雇用の創出、生活サービス機能と健康を結ぶ地域コミュニティの活性化、医療費節減という効果が期待できます。「ナイチンゲールケアハウス」での活動が、医療、介護、育児などの周辺サービスを活発化することにより、医療、介護費の適正化や、新産業、雇用の創出が見込まれ、さらには「健康寿命延伸産業創出」を担うサービスの創出も期待できると考えます。

ナイチンゲールハウスの具体的ミッション

1)地域社会に眠る医療人材の創出
○ スリーピングナース、スリーピングコメディカル人材の積極的雇用
2)「看護覚え書き」にのっとった、ヘルスケアプロモーションの実現
○ 「看護覚え書き」から読み解く、看護女子教育の実践
○  看護女子教育のカリキュラム開発
3)単身高齢者、単身者、子育て世代による相互間扶助支援
○ アクティブシニアのWell-beingサポート
○ 独居老人の孤独死のリスクを軽減
○ 生活サービス機能と健康を結ぶ地域コミュニティの活性化

ヘルスプロモーションの実践

ヘルスプロモーションの実践「ナイチンゲールハウス」では、健康的な生活習慣を支える環境づくり(ハード面、ソフト面)を同時に行うことで、一人一人の幸せなライフスタイルを実現します。

三世代お互い様集住・住みながら健康になる家

三世代お互い様集住・住みながら健康になる家

ナイチンゲールハウスの具体的ミッション

三世代お互い様集住・住みながら健康になる家